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インフレータブルサップに電動ポンプは必要か?

見出し画像 電動ポンプ

サップボードの空気はどうやって入れていますか?ハンドポンプを使っていると、はじめのうちは軽いので楽ですが、高圧になると非常に大変ですよね。
だからと言って容易に電動ポンプを購入するのはちょっと待ってください!
人によっては買ったことを後悔する可能性も大いにあるので、電動ポンプの注意点や気になった点、逆に良かった点について紹介していきます。

 

✖ 注意しておく点

電動ポンプ

以前SOUYU STICKのボードを購入した時に付属してきた電動ポンプになります。以下はこのポンプを使用しての所感が主となります。

 

デメリット1. 作動音が大きい

1番のデメリットはやはり”作動音が大きくうるさい”ことです。使用する近隣に住宅がある場合は非常に使うのをためらうくらいの音量がします。工事現場並みです。

使用する予定の場所が近隣に住宅があったり、人込みの多い所では使えないと思ってください。もちろん迷惑が掛かるのを知らん顔で使うのはNGです。

どうしても使いたい場合の対策としては以下の方法が挙げられます。

対策その壱 -防音対策を施す-

電動ポンプ用の防音ケースを作成して静音化を図る方法です。
下記、参考サイトで紹介してくれています。

参考サイトhttp://airsup.blogspot.com/2014/07/sup_28.html

気を付ける点としてポンプの吸気が十分出来るようにケースの大きさを選ぶようにしましょう。

また、私は試しに段ボールで作ってみたのですが効果が薄く、ほとんど意味を成さなかったので、ケースはしっかりしたものを選んだ方が良さそうです。
電動ポンプの防音ケース電動ポンプの防音ケースの中

対策その弐 -移動を検討する-

電動ポンプのプラグ

私が持っている電動ポンプはシガーソケットで使用するものなので車の周囲でしか使えません。ですが、バッテリータイプのポンプもあるので人に迷惑の掛からない所まで移動して使用する手もあります。

コストは掛かりますが、コンセントタイプのポンプとポータブル電源の組み合わせも有り。

 

ハンドポンプである程度まで空気を入れておいて、最後のキツイ所だけ電動ポンプにすることで作動時間短縮も図ってみましょう。

 

デメリット2. 思っているほど速くない

ハンドポンプに比べて空気が入るのが圧倒的に速いと思いきや、体感的にはそこまで変わらない印象です。デメリットという程ではありませんが、期待しすぎている方は要注意。

今度、ハンドポンプと電動ポンプとで実測・比較してみます。Youtubeで計測している動画をアップされている方もいるので、気になる方はチェックしてみて下さい。

 

〇 逆に良かった点

少しネガティブなタイトルで始まりましたが、もちろんメリットも大きいのでこちらも紹介していきます。

メリット1. 別作業ができる

サップフィッシングに行った場合は、サップボード以外にも釣り道具の準備が必要なので、空気入れ中に他の準備ができるのは非常に便利です。

また、私が持っている3気室サップボードの場合は、電動ポンプとハンドポンプで同時に入れていくことが出来るため時短できます。

メリット2. 体力面で楽

多くの人が体験していると思いますが、真夏日のハンドポンプによる空気入れは非常に疲れます。慣れていないと空気入れだけでゼーハー息切れしてしまいます笑
メインを楽しむ前に倒れては勿体無いので、体力に自身の無い方も電動ポンプの導入検討をしても良いかもしれません。

 

さいごに

電動ポンプを購入検討の方に向けての注意喚起として書きましたが、特に言いたかったのが騒音ですね。これが問題なければぜひ購入をオススメします!

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